はじめに
出産後、母乳育児を選ぶかミルクを選ぶかは多くのママが悩むところです。
私は、3人の子供を全員完全母乳で育てましたが、母乳育児には数えきれないほどのメリットがあります。
本記事では、私自身の体験をもとに、完全母乳育児の良さについてお伝えしたいと思います。

完全母乳のメリット
成長に欠かせない栄養を直接与えることができるという大きなメリットがあります。
母乳は赤ちゃんに必要な免疫力を提供し、消化も良いため、健康的な発育をサポートします。
さらに、母乳育児はママにとっても心身の健康に良い影響を与え、親子の絆を深めることができるため、育児の初期においては特に多くの利点があります。
このように、完全母乳育児は赤ちゃんとママ双方にとって有益な選択肢となるでしょう。
赤ちゃんのメリット
免疫力が高まる
母乳には、赤ちゃんを感染症から守る免疫成分が豊富に含まれています。特に、母乳初期に分泌される「初乳」には、抗体や白血球が多く含まれ、赤ちゃんの免疫力を強化します。
消化しやすい
母乳は、赤ちゃんの消化器官に合わせて作られており、消化がとても良いため、ミルクのように胃に負担をかけることがありません。結果的に、赤ちゃんが快適に過ごすことができ、便秘や下痢のリスクも低くなります。
アレルギーリスクが低い
母乳育児の赤ちゃんは、アレルギーを発症しにくいというデータもあります。母乳は赤ちゃんの免疫機能をサポートし、アレルギー反応を引き起こすリスクを減少させるとされています。
心の安定につながる
母乳を与えることによって、赤ちゃんはママと密接に接触するため、情緒的な安心感を得られます。肌と肌の触れ合いは、赤ちゃんの精神的な安定にもつながります。
ママのメリット
産後の回復を助ける
母乳育児は、子宮を元の大きさに戻す助けになります。授乳中、ホルモンが分泌され、子宮の収縮を促進するため、産後の回復が早くなると言われています。
ミルク代がかからない
母乳育児の最大のメリットの一つは、ミルク代が不要であることです。授乳に必要なものは、母親の体と赤ちゃんだけ。
経済的にも助かります。
外出時の荷物が少なくて楽
ミルクの準備をせずに済むため、外出時の荷物が非常に少なくて済みます。
特に、急な外出時にミルクを作る手間を省けるのは、とても便利です。
授乳ケープなどは、羽織ものなど、お洋服でも代用が可能ですよ
私の体験談
私自身、3人の子供を完全母乳で育ててきました。
現在10ヶ月の息子も母乳で育てていますが、母乳育児には多くの良い面を実感しています。
良かったこと
一番良かった点は、やはり「ミルクの準備が不要だった」ことです。
授乳間隔が短くても心配することがなく、外出先でも「ミルクが足りない!」という心配がありませんでした。
消化が良く、赤ちゃんが快適に過ごしているのも大きなポイントでした。
大変だったこと
ただ、授乳間隔があいてくるまでは人に預けるのが難しく、外出や休息を取りづらい時期もありました。
それでも、母乳育児を続けることで、赤ちゃんとの絆が深まる実感がありました。
完全母乳がうまくいかないママへアドバイス
完全母乳育児にしたいけれど、うまくいかないと悩んでいるママも多いと思います。
私も最初はうまくいかず、悩んだ時期がありました。
私の経験から、最も大切なのは「諦めずに続けること」と「正しい口の形で赤ちゃんにおっぱいを咥えさせること」です。
母乳育児はすぐに軌道に乗るわけではありませんが、少しずつ赤ちゃんとお母さんにとって良い方法を見つけることが大切です。
赤ちゃんと一緒に試行錯誤しながら、母乳育児を楽しんでいきましょう。
まとめ
完全母乳育児は、赤ちゃんとママにとってたくさんのメリットがあります。免疫力を高め、消化が良いことで赤ちゃんは快適に過ごせ、ママも経済的な負担を減らし、外出時も楽になります。
もちろん、母乳育児が全てのママにとって理想的というわけではありません。母乳でもミルクでも、最も大切なのは赤ちゃんが健康で幸せであることです。自分にとって最適な方法を選び、赤ちゃんとの絆を深めていきましょう。